12/1 

よっし終わったぞ~!終わりました!
前回さりげなく(もない)紹介していた『樹の都《アルべリア》の大罪人~とある妖精学者の失態~』が完結しました!!
誰にともなくお疲れ様です!(笑)

樹の都《アルべリア》の大罪人~とある妖精学者の失態~

ルーヴェンス「やはり天才たる者、平穏に生きることは許されないのか……」
フィクト「平穏じゃないのは師匠が天才だからじゃなくて、どっか抜けてるからだと思いますけどね」

フルーレリアと同じ世界観で、少し後の時間軸のお話です。
キャプションによると、『変わり者の学生フィクトが卒業研究の師として選んだ男は、自称天才の天才学者だった。妖精に祝福される世界を裏切り、『魔術』を生み出した男とその弟子の戦いを描いた中編ファンタジー』だそう。
これについては補足も必要なさそうですね~

こちらもより具体的に言うと、二百年後のこの世界に伝わる“始祖の魔術師”に関する伝承の真実を覗くお話です。
伝承の主人公である、この世界に『魔術』を広めた“始祖の魔術師”ことフィクト・フェルマーと、その師ルーヴェンス・ロードを追って、二百年前の真実を垣間見る、そんなお話。

とはいえ、それなりにギャグなのでそう固くならずに。
フルーレリアより量が多い上山が少ない感じはありますが、つまりそういうことです。

童話をモチーフにしたフルーレリアとは対照的に、伝承モチーフのこのお話、ある意味隙だらけでベタでありながらどこか救われない、そんな展開にできていたらいいなあと。う~ん、表現力。

フルーレリアに比べると構成とかでかなり甘いところはありますが、一つの昔話の真相という見方で呼んでもらえると嬉しかったりします。
フルーレリア、アルべリアをまとめて都シリーズって呼んでるんですが、こいつらはホントに『お話』なんですね。
TOEMと比べるとよりファンタジー色が強かったり、ご都合ぎみだったりするあたりも楽しんでいただけたらと!

……えっ『皇帝の翼』?が、頑張ります……

イオ「がんばるどうのじゃなくて、やれよ」

……

▽創作らくがき
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▽ハウルらくがき
正直自分でもこんなに描いてると思わなかった……
練習、原作ネタごっちゃです
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▽よそのこらくがき
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※追記はアルべリア勢スキットまとめです
……

アルべリア勢スキットまとめ

フィクト「見た目は決して悪くないんですけどね……」
ルーヴェンス「何か言ったかい」
フィクト「あなたは黙っててください」

フィクト「師匠の歳、実は知らないんです。正直どうでもいいんですけど」
ルーヴェンス「歳?数えてないなあ」
フィクト「今度戸籍でも見てみますね」
ルーヴェンス「個人情報って言葉知ってるかい?」

フィクト「師匠あれですもんね、見た目から年齢が読み取りにくいタイプ。一応20代っぽいですけど、30前半の可能性もありますし」
ルーヴェンス「どうだろうね」
フィクト「……知っててはぐらかしてるんじゃありませんよね?」
ルーヴェンス「本当に知らないんだよ」

フィクト「……ちょっと待ってください。この前『目上に向かってそんな口をうんぬんかんぬん』って言ってませんでしたっけ?」
ルーヴェンス「精神年齢の話だよ」
フィクト「つまり、適当に言ったんですね」

フィクト「記憶力はすさまじいのに、自分の年齢は知らないんですね」
ルーヴェンス「それ、関係あるのかい」
フィクト「……微妙ですけど」
ルーヴェンス「認めたまえ、私の天才的な記憶力と年齢を知っているかどうか、この二つには――」
フィクト「はいはい、関係ないって認めればいいんですよね。分かりましたよ」

フィクト「師匠って、どういうものなら覚えていられるんですか」
ルーヴェンス「一度見聞きしたものは何でも。人の名前や顔、文章や楽譜、音や匂いに至るまで、何だって覚えていられる」
フィクト「便利ですね」
ルーヴェンス「その全てを忘れることができないのが悩ましい所だけどね。疲れてしまうんだよ」

フィクト「なのに、記憶が欠如してるんですか。膨大な知識を蓄えるために思い出を捨ててるみたい……」
ルーヴェンス「……」
フィクト「……言いすぎました。ともかく、師匠の能力が素晴らしいことは確かです」
ルーヴェンス「……だろう、そうだろう!膨大な情報を好きな時に引き出せるのが私の強みだからね!」

フィクト「師匠は、何とも思わないんですか。学会で冷たい目で見られるのも、異端として扱われることも」

ルーヴェンス「ところでこれが、学会で心底嫌な顔をされた論文なのだが……読みたそうだな、やっぱり君には反乱分子としての素質があると思うよ」
フィクト「純粋に、一人の研究者の卵として興味を示しているだけです。渡す気があるんですか、ないんですか」
ルーヴェンス「まあそう焦るな」

ルーヴェンス「私は戦争を誘発しようとしてるわけではない。それだけは忘れないでほしいね。人の研究を純粋な目で見られない方々にも」
フィクト「だからって、この研究は……目を通しましたが、僕の目から見ても最低ですよ」
ルーヴェンス「可能性を提示してるだけだ」
フィクト「どれだけの犠牲を払ったんですか」

フィクト「……師匠」
ルーヴェンス「どうした?私のもとから逃げ出したくなったか?気が狂っているとでも?いいだろう、私はそれでもかまわない。その辺のありきたりな学者に師事して学位でも何でも貰えばいいさ」
フィクト「ふざけないでください。決めました、僕は絶対にあなたのもとで学位をとります」

フィクト「はっきり言いましょう、師匠の研究は非常に悪趣味で、この世界で生きる人間としての倫理というものを完全に無視しています。けれど……誰も手を付けてこなかったそこにこそ、僕の求める真理があるのも確かです。あなたのもとでしか、それを追うことはできません」
ルーヴェンス「……へえ」

ルーヴェンス「なるほど……君が彼らから疎まれる理由も良く分かる。それなら、君を私に押し付けたことが彼らにとって一番の判断ミスと言った所か。彼らは私に君を潰させるつもりだったようだが、私も気が変わった」
フィクト「それは、つまり?」
ルーヴェンス「ぎゃふんと言うのはどちらかな?という話だ」

ルーヴェンス「フィグ君、改めて聞こう。君は、妖精とは何だと思う?」
フィクト「そうですね……枷、ですかね。人間の欲望を押しとどめる抑制力、または世界そのもの、でしょうか」
ルーヴェンス「じゃあ、この研究が何なのか、分かるな?」
フィクト「この世界に生きる全てへの警鐘、ですかね」

フィクト「いえ……警鐘ならまだいい。侮辱と言った方が近いかもしれませんね」
ルーヴェンス「分かってるじゃないか。妖精を掌握しようとすることは、この世界を掌握することに等しい。いたずらに足を踏み入れられる領域じゃない。私のような天才を除いては」
フィクト「その自信どこから来るんでしょうね」

ルーヴェンス「自信?理解がないな、君は、私のこれは自信というより、確信だ」
フィクト「宗教家みたいなこと言わないでください。数年前のことも思い出せないくせに」
ルーヴェンス「使命の下に、記憶の欠陥なんて些細な問題じゃないか?」
フィクト「人間として愚かなんですよ、あなたは」

ルーヴェンス「愚かな人間に何を学ぼうというんだ君は?そもそも私はそう愚かじゃない、人間としての道からは外れているが。それが何になる?どんな知識をもたらす?倫理か、私の嫌いな言葉ランキングベスト3に入るような言葉だな」
フィクト「……お茶、淹れましょうか」
ルーヴェンス「めずらしく気が利くな」

フィクト「意外なのが、師匠の嫌いな言葉ランキングに『分からない』が入っていないことなんですよね。無知は恥じゃない、むしろ未知のものに出会うことには好奇心を隠さない辺り、あの人は根っからの研究者なんだと思わされます。ちなみに嫌いな言葉ランキングトップ3とか言いながら3つじゃないんですが」

フィクト「好きな言葉ランキングはない癖に、嫌いな言葉ランキングはあるってどういうことなんでしょうね。敵が多いのにも納得せざるを得ません。あの人は相手の良い所より先に悪い所を指摘するタイプですから」

フィクト「僕ですか?凡才とはよく言われますね。もちろん褒めてません。料理だけは褒められますが正直全く嬉しくないです。背だけ大きくて使えないとかなんとか言われますが、僕が大きいんじゃなくてあの人が小さいんです。物差しを取り換えてから出直してきてほしいですね」

フィクト「嫌いですよ、嫌いに決まってるじゃないですか。あんな人に好きで近づく人間なんているわけないじゃないですか。僕はそこまで物好きじゃないです。……あの人は、一人になると分かっててわざとああいう態度とるんですよね、だからって、好きにはなれませんけど」

フィクト「ときどき思いますね。あの人はわざと人と距離をとってるんじゃないかって。腹立たしいことに、ああ見えて繊細ですから」

フィクト「人間は、師匠が信じているほど善良な生き物じゃないんだ!いいかげんそれくらい理解してください!醜くて狡猾で愚かしい!あなたが良く言ってることじゃないですか!分かってないのはあなたの方だ、何にも分かってない!」

フィクト「確かにあなたは天才だ。だけどそれが認められるのは、相手が正当な手段で挑んできたときだけなんですよ!これでよく分かったでしょう、あなたを陥れようとする人間は、あなたと正当な勝負をするつもりはないと!」

フィクト「師匠は、世界で一番汚い人間は自分だとでも思ってるんでしょう?それが愚かだって言ってるんですよ。ここはっ……この世界は、あなたのような純粋な人間が笑って生きていられる世界ではない!」
ルーヴェンス「……純粋?私、が?」
フィクト「ええ、そうですよ。でなきゃなんだっていうんですか」

フィクト「誰よりも自分が汚いと思っているからこそ人を遠ざけるんですよ、あなたは。本当は、どうしたらいいのか分からないんでしょう?裏切られるのが怖いんでしょう?……本当の屑は、相手を傷つけるつもりで愛させるものです」
ルーヴェンス「フィグ君、分からないよ」
フィクト「でしょうね。いいんです」

フィクト「あなたが人に嫌われるのは、その人格のせいだけじゃない。妬み嫉み、そういうのも含まれてるんです。なにも、あなただけが原因じゃない」
ルーヴェンス「何を言っているんだい、君は。励ましているつもりかい?あいにく一人には慣れて……」
フィクト「慣れていたとしても、辛いものは辛いですよ」

ルーヴェンス「そもそも他人なんて当てにしてはいないさ。どうせ理解できないだろうと思っていたからね」
フィクト「少しの期待もなかったと?」
ルーヴェンス「あえて発表したのは、確信を得たかったからだ」

フィクト「確信?」
ルーヴェンス「未知の領域だという、確信だよ」
フィクト「……なるほど。こんな研究、手を付けた学者がいるわけありませんけどね。……褒めてないですよ、嬉しそうな顔しないでください」

ルーヴェンス「私は、知りたいんだ。他の誰もが見たことのないような世界を。君だってきっと、そのためにここに来たんだろう?」
フィクト「僕が知りたいのは真理だけです。あなたのように強欲じゃない」
ルーヴェンス「強欲、か。全ての人間が持つ欲求を体現していると言ってくれたまえよ」

ルーヴェンス「天才である私の研究を!倫理などという理屈で!!邪魔するやつらの気が知れない!フィグ君、いつも言っているが私は紅茶よりコーヒーが好きだ!」
フィクト「だから紅茶出してるんじゃないですか」

ルーヴェンス「彼らには理解できないんだ、この研究の意義が!フィグ君、君もっ――」
フィクト(なでなで)
ルーヴェンス「…………」

フィクト「怒ってたんじゃないんですか?続けてどうぞ」
ルーヴェンス「……」
フィクト「……手、離します?」
ルーヴェンス「……」(かぶりを振る)

ルーヴェンス「フィグ君、私のことをどう思う?好きか嫌いかで」
フィクト「分かりきったことを。でもまあ、正直どっちとも言いにくいですね。どちらかというと……」
ルーヴェンス「もしや、“大好き”――」
フィクト「“どうでもいい”ですかね」
ルーヴェンス「(´・ω・`)」

ルーヴェンス「君に足りないのは師への敬意だ」
フィクト「敬意を払えるような相手だったら良かったんですけど。“自称天才”とかじゃなくて」
ルーヴェンス「…………」

ルーヴェンス「フィグ君、これを見たまえよ!魔法陣が楽々描ける便利グッズだよ!」
フィクト「そうですか。ところで、ルーン語読むのとそれ作るの、どっちに時間かかりました?」
ルーヴェンス「こっちに決まってるじゃないか」
フィクト「だと思いました」

ルーヴェンス「私に何かあったら、連絡先を教えておくから私の友人の所に行くんだ」
フィクト「えっ師匠友達なんていたんですか」
ルーヴェンス「…………」

フィクト「えっその人ってホントに友達ですか。師匠が友達だと思ってるだけとかそういう感じじゃなくて、ホントに友達ですか」
ルーヴェンス「……友人だよ」
フィクト「信じませんけど」
ルーヴェンス「じゃあ何で聞いたんだい」
フィクト「まあ信じませんけど一応」

フィクト「実際に会えば信じてもいいですけどね」
ルーヴェンス「言ったな?」
フィクト「会えるんですか?」
ルーヴェンス「…………」
フィクト「……紅茶、入れますね」
ルーヴェンス「コーヒーにしてくれ……」

フィクト「そういえばどうしてアルべリアに来たんですか?やっぱり、ここが妖精学の中心地だから?友達も作れないのに」
ルーヴェンス「……やっぱり君は師への敬意が足りないね」
フィクト「尊敬できるような態度をとってからそういうこと言ってください」

フィクト「どうして師匠には友達ができないんでしょうね」
ルーヴェンス「ルーンは読めたのかい」
フィクト「いえ、まだです。こんなの読めるわけないじゃないですか二年時間をください。ところで、どうして師匠には友達ができないんでしょうね」
ルーヴェンス「やめたまえ気が散る涙が出る」

ルーヴェンス「少なくても気の置けない友人が一人や二人いれば十分だよ」
フィクト「本音は?」
ルーヴェンス「友達百人欲しい」

ルーヴェンス「あのドアベルの音、嫌いだよ」
フィクト「でもつけたまんまなんですね」
ルーヴェンス「あれくらいしないと、客を出迎えるのが億劫でね」
フィクト「なるほど……今度来たときは無駄に鳴らしますね」
ルーヴェンス「私への敬意を払いたまえよ、敬意を」
フィクト「何の話ですかね」

フィクト「師匠は結局僕にどうしてほしいんですか。っていうかどうすればいいんですかあなたのうざ絡み」
ルーヴェンス「どうしてほしいって?それを私から言わせるのかい?君もなかなか性格が悪いな。決まっているだろう、変な意地を張るのをやめて、コーヒーを入れてくれればいいんだよ」

フィクト「だからバックアップをとっておけとあれほど……」
ルーヴェンス「違うんだ、そういうことじゃないんだよフィグ君!もういい、私はこの先一ヶ月は部屋から出ない!」
フィクト「は?????」

ルーヴェンス「人間こわい……引きこもる……」
フィクト「いいかげんにしてください師匠。取り返しに行きますよ!!」
ルーヴェンス「いらない……外出たくない……」
フィクト「師匠ったら!天才なんでしょう?これくらいで引きこもってどうします!」
ルーヴェンス「天才にもどうにもできないこともあるんだよ……」

ルーヴェンス「もう実家に帰ってしまいたい……」
フィクト「……あれ?師匠の実家ってたぶんアルべリアじゃないですよね?どこですか?」
ルーヴェンス「……グラシニア」
フィクト「ダメです」

フィクト「グラシニアってそれこそ引きこもり都市じゃないですか、今の師匠が行ったら大変なことに……こら、オフトゥンダイブしないでください!」
ルーヴェンス「もぅまぢ無理。。。」
フィクト「師匠……見損ないましたよ……いや全然期待なんてしてなかったけど」

ルーヴェンス「私はっ……ひっく、ぐす……皆と同じようにできないからっ、いつも一人で、ずずーっ、一人ぼっちでぇっ」
フィクト「はいはい、いい大人が泣かない」
ルーヴェンス「フィグ君がどっか行こうとするからっ、うぅ、ひっく、置いていこうとするからぁっ」
フィクト(この人ホントめんどくせえ……)

ルーヴェンス「フィグ君、ポッキーの日だって」
フィクト「やめてください」
ルーヴェンス「まだ何も言ってないよ」

フィクト「師匠ですか?師匠は今……あっ危ない!……はあ、良かった。師匠は今テンションあがりすぎて水に飛び込みそうになってますよ。ポッキーの日のこと忘れてくれたのはいいんですけど、あの人泳げるんですかね。師匠ーッ、もし溺れても助けませんよ!落ちたらそのまま放置ですからね!」

フィクト「ふざけないでください、案の定落ちてるじゃないですか。誰が引き上げると思ってるんですか本当に怒りますよ」
ルーヴェンス「すでに怒ってるくせに。なんだかんだ言って、助けるんじゃないか」
フィクト「勝手に死なれたら困るんですよ。言ったでしょう。紅茶ぶっかけますよこのたわけが」

ルーヴェンス「あっそうだ、今日はポッキーの……うぐっ」
フィクト「はいはい、そんなにポッキーが食べたいなら口いっぱいに頬張るといいですよ。今師匠の口に入れたポッキー、何本あるか分かります?」
ルーヴェンス「ん゛ぅ~~」
フィクト「第二弾もあるんですよ」
ルーヴェンス「!!!」

フィクト「ポッキーの日、最高ですね。何より師匠が静かで」
ルーヴェンス「ん゛ん゛~~」
フィクト「もっと食べたいんですか。まだありますよ。箱の箱買いしてきましたからね」
ルーヴェンス「ん゛っ!!?(必死でかぶりを振る」
フィクト「いいんですよ遠慮しなくて」

ルーヴェンス「も、もうないかい?」
フィクト「さすがにもう残ってないですね。どうでした?ポッキー、トラウマになりました?」
ルーヴェンス「わざとだろうフィグ君……」
フィクト「当たり前じゃないですか」

フィクト「男しかいない状況に置いてポッキーゲームという単語を持ち出す危険性についての論文とかどうですかね」
ルーヴェンス「今なら書ける気が……って、フィグ君のあれはポッキーゲームじゃないよ!人の口に大量のポッキーを詰め込む嫌がらせでしかないよ!」
フィクト「本数競えますけど」

ルーヴェンス「フィグ君はきっと私のことが好きすぎて素直になれないんだな」
フィクト(どの口が言うんですかね)

ルーヴェンス「そもそも、既存の言語とルーン語は合わないわけだよ」
フィクト「そうですね。このままいくと、某ルーみたいな状態になりかねませんね。でも全部作るとなると効率悪いんですよ。もういいです某ルーで」
ルーヴェンス「某ルーに恨みでもあるのかい」

ルーヴェンス「フィグ君……性格マシになったんじゃないか?」
フィクト「これまでの対応は師匠が心配する必要もないほど堂々たるクズだったからですよ。僕はもともとこんなです」
ルーヴェンス「堂々たるクズとは」

ルーヴェンス「師匠をクズ呼ばわりとは、敬意が足りてな……まあ、いいか」
フィクト「師匠の方も、あんまり偉ぶらなくなりましたよね」
ルーヴェンス「もう、そうする必要もなさそうだからね。ただし……」
フィクト「ああはいはい分かります、言わなくていいです」
ルーヴェンス「…………」

ルーヴェンス「よく考えたらフィグ君だって友達いないじゃないか。自分のことを棚に上げて私にばかりぼっちだと言うのはよくないと思うよ」
フィクト「いや別に僕は一人で満足してますし。師匠は友達百人欲しいんですよね?」
ルーヴェンス「……欲しい」
フィクト「素直でいいんじゃないですか」

ルーヴェンス「友達百人欲しいんだがどうしたらいいと思う」
フィクト「僕じゃなくて知恵袋にでも聞いてきてください。たぶん煽られると思いますけど」
ルーヴェンス「フィグ君ならどうする?」
フィクト「友達百人もいらないです」
ルーヴェンス「答えになってないよ」

フィクト「じゃあ友達の定義からちゃんとしてきてください」
ルーヴェンス「そうだな……私が唐突に話しかけても嫌な顔をしない人、かな」
フィクト「無理じゃないですかね」
ルーヴェンス「じゃあうざ絡みをしても怒らない人」
フィクト「もっと無理じゃないですかね」

ルーヴェンス「じゃあ凡人はどうやって友達を作るんだ。無理ゲーじゃないか」
フィクト「凡才にできることは天才にはできないってことですかね。諦めてくださいウザいので」
ルーヴェンス「さりげなくツンを混ぜるのはやめてくれ」
フィクト「殴っていいですか?」

フィクト「冗談抜きでウザいのでほんと友達乞食するのやめてください。一人でいいじゃないですか友達なんて」
ルーヴェンス「一人?」
フィクト「……僕がいるじゃないですか」
ルーヴェンス「……ぼ、凡才が調子に乗るなよ(テレッ」
フィクト「うわあ死んで」
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category: 日記

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ブログを拝見しました

こんにちは。
スペースお借り致します。

お友達がたくさん出来て、投稿に参加する度ごとに直筆のカード式のファンレターが3~30枚以上届く文芸サークル(投稿雑誌)をやっています。
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イラスト・詩・漫画・小説・エッセイなどジャンルを問わず何でも掲載しています。
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よろしかったらホームページだけでもご覧になって下さい。
ホームページにある申込フォームから簡単に最新号をご請求出来ます。
http://m-pe.tv/u/?hapine1961

これからもブログの運営頑張って下さい。
失礼致しました。

つねさん #- | URL | 2014/12/06 13:24 | edit

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